
➀目的
従来の心出しブラケットは、ネジを4方向から締めることで、撮像部の回転を止める機構であったが、心出し時に締める方向が1点になってしまい、心出し後の固定でズレてしまうことがあった。
XYΘ軸を持つ治具をつけることによって心出し時間の短縮をはかる。
②導入のポイント

・XY軸と回転軸を持つステージをホルダーと撮像部の間に取付
・各軸を移動させることにより、これまで画面内の十字線をオフセットしながら心出ししていた作業を簡略化
・ネジの固定方法からステージ化をしたことで心出し時の撮像部の落下を根本的に解消すことができる。
③実例


③結果
・心出し手順後の撮像部の固定時に芯がズレてしまうことがなくなり、 心出し時間を従来の30%削減することができた。
・撮像部の落下の心配がなくなり、心出し作業に集中することができるようになった。