➀目的

モールドベースの粗取り加工の高能率化、コスト削減

②導入ポイント

従来使用していた他社製高送りカッターΦ16を MOLDINO製TD4Nに切り換え。
加工能率の大幅アップによる加工時間の短縮と、インサートの耐久性改善によるコストダウンを実現。

③加工検証

加工内容:モールドベースS55Cの粗取り加工
使用工具:MOLDINO
本体…TD4N2016M-2&ASC16-8.5-160-95Z
インサート…ENMU0603ER-C-GX2140

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④加工結果

・Zの切り込み量(ap):0.5mm→0.6mm(1.2倍)
・テーブル送り:2,000mm/min→4,700mm/min(2.35倍)と加工条件アップに成功
・切り層排出量:10cc/min→28.20cc/min(2.8倍)を実現できた。
従来の他社製高送りカッターでは2時間が限界だったインサートの寿命がMOLDINO製では2時間使用後も正常摩耗。使用インサートの削減でコストダウンにもつながった。