ご紹介の製品

株式会社 ポイントナイン / プロファイル研削盤・成形研削盤用 新世代デジタルズーム・CAMシステム『DigiPro ATTACH』

①目的

プロファイル研削盤の加工は、投影機を見ながら位置合わせをおこなう必要があり、高い熟練度が必要な加工工程のため、属人化しやすく技術の承継に時間がかかってしまう。また投影機の倍率ではカバーできない加工物も出てきたため、プロファイル研削加工をデジタル化したい。

②導入ポイント

・CCDカメラで最大倍率350倍で加工ワークを映し出すことができる
・既存設備のプロファイル研削盤に一切の改造をすることなく設置でき、
 既存の投影器もそのまま使用することができる
・CADデータと登録した砥石形状で加工シュミレーションを行うことができ、
 摩耗した砥石でも高精度な加工が可能になる
・加工後のワークをCADデータに当て込んで機上測定ができる

③実例

砥石形状を登録し、CADの線と砥石の形状を元に倣い加工のパスを生成。
円筒加工を行うプロファイル研削盤に設置し、投影器では映りにくい加工物のエッジを、画像処理を行うことで鮮明に映し出し、加工精度が飛躍的に高まった。

④結果

・加工物のエッジをはっきりと見ることができた
・砥石形状を登録するための捨て研をおこなうときに砥石の位置も確認できるため、
 砥石のスタート位置を正確に決めることができた
・経験の浅い作業者でも、大径の円筒加工でミクロン台前半の加工精度を容易に出すことができた

こんな悩みや課題を抱えている方におすすめ

プロファイル研削盤の加工を平易化したい。プロファイル研削盤の操作員の人材不足を解決したい。

導入すればこんなメリットが期待できる!

経験値による感覚的な加工をデジタル化により平準化することができる。
・加工精度の安定
・経験の浅いオペレーターも早期に生産体制の主力となることができる
・投影機では見づらいワークをより鮮明に見ることができ、加工精度も上がる
・機上計測により品質の向上と工程短縮につながる