①目的

従来は当たり前に行っていた、①加工→②測定→③再加工→④測定→再加工…
仕上げ一発で工期短縮の実現を目指す!

②導入ポイント

従来使用していた他社製相当スローアウェイエンドミルでは、
20㎜の立ち壁の仕上げ加工での壁面精度は14~17㎛。
特に、工具の振れとタオレによる影響で底面付近の取り残しが大きかった。
MA90では同じ加工で、壁面精度が6㎛と 従来工具と比較して加工精度が2~3倍に向上!
結果、再加工が不要になり、大幅な工期短縮に成功した。

③実例

京セラ製「縦置き4コーナー90°エンドミル MA90」のφ20 3枚刃をBT50のマシニングセンターで使用。
被削材 S50C ストレート立ち壁20㎜の仕上げ加工。
周速=150m/min
apxae=3x5㎜ 4パス
Dry加工

④結果

20㎜の立ち壁の仕上げ加工で壁面精度を1回の加工で狙い公差以内に収めることができ、
従来行っていた①加工→②測定→③再加工→④測定→再加工...の必要がなくなった。
その結果、大幅な工期短縮と、有人で行っていた測定と補正加工を無人・自動化することができた。
また、加工精度の向上だけではなく、FCDの加工ではインサートの耐久が従来使用していた工具と比較して1.6倍にまで伸び、インサート使用量の減少によるコスト削減にも繋がった。

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