➀目的
国内メーカーの工具を使用し、脆性材となるグラファイトの加工をおこなっていたが、摩耗やチッピングの発生により加工精度と面品位を保つことに苦労していた。
品質を安定させるために工具交換回数が増えてしまうためコストが多くかかっていた。
耐摩耗性にすぐれた工具を選定し、工具摩耗・チッピングを低減することで、工具交換の削減と加工精度・面品位の向上をはかりたい。
②導入のポイント
・丸みの少ない刃形を採用し、低抵抗でワークの欠けを抑制
・最適化されたダイヤコートによる高い耐摩耗性能
・R部と外周刃のつなぎをなくし仕上げ面の加工段差を低減
・既製品のラインナップにないサイズも自社に合わせて製作可能
③加工検証
・グラファイト材への加工
・加工機 牧野V56GRAPHITE
・使用工具 NKダイヤコートエンドミル
④結果(お客様の声)
・工具交換回数を削減でき、1本単価もこれまで使用してきたエンドミルよりも
価格メリットもあり20%のコストダウンとなった
・耐摩耗性がよく荒加工から仕上げ加工まで幅広く使用できた
・段差の少ない刃形による効果がでて、加工精度と面品位の向上ができた
※お客様の加工内容や使用工具により効果は変動致します
※御社の状況に合わせた導入製品のご相談も承ります。お気軽に下記よりお問い合わせください。