↑再研磨前

①目的

近年、タングステン価格の高騰などを背景に超硬工具の価格上昇が続いています。
そのため、使用済み工具を再研磨・再コーティングして再利用することが工具購入コストを抑える手段として注目されています。
一方、再研磨は価格だけで選べばよいわけではありません。
再研磨後の刃型やコーティングが新品時と異なると従来の加工条件が合わなくなり、加工性能や工具寿命に影響する場合があります。
そこでメーカーによる再研磨・再コーティングを活用し、新品時の刃型・仕様を再現することで加工性能を維持しながら工具コストを削減することを目指しました。

➁導入ポイント

メーカーによる再研磨・再コーティングを活用し、新品時の刃型・仕様で工具を再生。
再研磨後も従来の加工条件を活用しやすく、加工条件の変更に伴う現場の負担を抑えられる点がポイントです。
また、新品を購入する場合と比べて工具コストを抑えられるため加工性能への配慮とランニングコストの低減を両立しやすくなります。
単に安価な再研磨を選ぶのではなく、メーカーが培ってきた技術を活用し、工具本来の性能をできるだけ維持しながら再利用することを重視しました。

③実例

使用済み工具を日工機材が回収し、メーカーへ再研磨・再コーティングを依頼。
新品時の刃型・仕様で再生することで、従来の加工条件を活用して再使用できる運用を行いました。
お客様は使用済み工具を保管しておくだけで回収からメーカーへの依頼、再研磨・再コーティング後の納品まで日工機材がサポートします。
工具を廃棄するのではなく、再び活用できる資産として扱うことで使用済み工具を有効活用する仕組みを整えました。

↑再研磨品①
↑再研磨品➁

④結果

メーカーによる再研磨・再コーティングを活用することで工具を繰り返し有効活用し、新品の購入本数を抑えることで工具コストの低減につなげます。
また再研磨工具の交換時期を適切に管理することで、加工途中の工具交換による突発的なトラブルの抑制も期待できます。
工具価格が上昇する中、新品を購入するだけでなく、メーカーによる再研磨・再コーティングを活用することも工具コストを見直す選択肢の一つです。
他社製工具についてもご相談により対応可能です。詳しくは弊社営業までお気軽にお問い合わせください。