株式会社 MOLDINO 「高能率側面切削用エンドミル ER5HS-PN」より 2024年12月 P.02
ご紹介の製品
株式会社 MOLDINO / 高能率側面切削用エンドミル『ER5HS-PN』
①目的
立壁荒加工に時間がかかり生産ライン全体の流れが乱れやすい状況でした。
担当者ごとに工程が分かれているため、どれか一つが遅れると全体へ波及してしまうのが大きな課題でした。
そこで、荒加工の高速化によって工程間のつながりをスムーズにすることを目的に工具を提案しました。
②導入ポイント
立壁加工は刃物にかかる負荷が大きく従来工具では送り量を上げられない事が課題となっていました。
そこで、切削抵抗を抑えつつ高能率加工が可能なMOLDINOのER5HSシリーズをご提案。
工具の特性を活かせるよう、回転数や送り条件も最適化し、荒加工の負荷を大幅に低減することで高速加工が可能となり、
工程全体の流れもスムーズになりました。
③実例
従来は某メーカーの3枚刃エンドミルを使用し切削速度49 m/min・送り350 mm/minとビビりを避けるためにかなり抑えた条件で加工を行っていました。
その結果、荒加工に時間を要し、後工程の遅れが発生するケースもありました。
今回、MOLDINOのER5HS12-PNを提案した結果、工具の性能を最大限に活かすために回転数や送り量を最適化できました。
切削速度150 m/min、送り2390 mm/minまなど切削条件をメーカー推奨基準に引き上げることが可能となり、
立壁の荒加工においてもビビりを抑えながら安定した切削が実現できました。


④結果
ER5HS12-PNの導入により従来350 mm/minだった送り速度は約7倍の2390 mm/minへ大幅に向上。
従来40分近くかかっていた立壁の荒加工を約6分程度まで短縮し、約34分の加工時間削減を達成しました。
ビビりが抑えられたことで加工面も安定し、後工程への引き渡しがスムーズになり生産ライン全体の流れが改善しました。




