NAK80にかわる競争力の高い防錆性の高い金型材料とは?

自動車のヘッドランプ

ご紹介の製品

大同特殊鋼 NAK86K / 大同特殊鋼 株式会社

①目的

NAK80製金型の防錆、割れ対策

②導入ポイント

・耐錆性の向上により、NAK80製金型の防錆対策として有効
・成形温度での靭性値が高いため、NAK80製金型の割れ対策に有効
・NAK80と同等の鏡面性
・プリハードン鋼のためそのまま直彫り加工が可能
・窒化処理による高硬度化も可能

↑ヘッドランプ入れ子(鏡面)
↑化粧品入れ子(鏡面)

③実例

・自動車(ランプ、グリル、パネル)
・化粧品容器、食品容器、医療機器

④結果

・ヘッドライト金型では防錆性の向上により錆によるメンテナンス頻度が軽減。
・高い防錆性によりクリーンルームで行うような医療の成形も海外での生産が可能になった。
・靭性の向上により金型の割れ、クラックの発生が減少し、金型寿命が延びた。
・窒化処理により硬度がNAK80 HV1000→NAK86K HV1200 と向上